特性のよい制振性能を持ちつつ、温度に対する耐性や経年変化に強い制振材。能力と安定性という、2つの観点から究極を追い求めて完成したのが、アクワイエシリーズ制振材です。既存の制振材に比べて、高い能力を安定して発揮できるのはもちろん、少ない使用面積でこれまで以上の効果をもたらしてくれるため、ドア全面に制振材を貼り込まなくても、十分な性能を得ることができます。
高比重ヴァージンブチルゴムの効果により、初期振動を小さく抑え、高制振特性をより短時間に発揮できるため、位相のずれを最小限に抑えます。
サービスホールからの音漏れが少ないため、よりクリアな音質を表現できます。
全ての制振材は熱変換効率が高く温度変化に対しても安定した能力を誇るヴァージンブチルゴムを採用。車のドアという過酷な環境であっても安定した制振効果を発揮します。
幅広い温度、特に高温時における熱ダレを抑えることにより、物性の変化が少なく、安定した特性を長期間維持できます。
水=1.0に対して2.7倍、1.7倍の重さがあることを表しています。アクワイエは高比重2.7と高比重1.7のヴァージンブチルゴムを採用し、小面積でも高い制振力を発揮。チューニングの自由度とコントロールが大幅に向上しました。(※写真は水との比重差をイメージしたものです)
高耐熱性のヴァージンブチルゴムは従来の物に比べてハサミの切込みがスムーズに行えます。しかも刃物に付着しにくい素材なので、施工時にハサミなどの汚れを落とす余計な作業も減りとっても便利です。
吸音材の排水能力が悪いと季節に応じて腐食や凍結する場合があるために、素材の全面には、不揃いの穴が多数あけられています。これによって、一度しみ込んだ水分もスムーズに排水。ドアの内側のような劣悪な環境であっても、安定した能力を発揮するうえ、優れた耐候性も確保します。(AT7570R)
スピーカーの裏側を風雨から守る…。ドアチューニングは音質の向上を第一の目的としていますが、過酷な車載環境下でも長い時間良い音を楽しんでいただけるよう、高い耐久性にも配慮して製品を開発しています。(AT7475)
コントロールチップを抜くことで、吸音材の表面積が変化し、収音特性が変化します。スピーカーに合わせて音質を調整いただけます。音響機器メーカーならではのノウハウが凝縮されています。(AT7570R)
アクワイエは一般的なブチルゴムと比較して高比重、高耐熱性を誇るヴァージンブチルゴムを採用することにより、少ない使用面積でこれまで以上の効果を実現しました。
粘着性と凸凹に対する追従性が高く、インナーパネルに施工したい大きさに合わせて自由なカットが可能です。
高温・低温に対しても安定した性能を発揮できるため、季節による制振特性のバラつきを最小限にとどめます。
むき出しの鉄板部分
最近の車は燃費を良くするためにありとあらゆるところが軽量化されてますのでとても良い音で聴く環境ではありません。
デットニング施工後
共振しそうなところや鉄板の薄いところをしっかりと補強します。せっかく上質なスピーカーを取り付けても環境が悪ければ性能を最大限に発揮することが出来ません。
ドアデットニング
ルーフデットニング
フロアデットニング
ラゲッチスペース
フルデットニング